からのづづきです

1月某日（ホテル療養6日目）
熱なし　朝食は抜く

ホテル在中の看護師さんから電話。

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そう答えたが、
本当に予定通りなのか心配になる。

念のため、明日チェックアウトでいいのか
保健所に電話してみる。

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折り返し電話があった。

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ホテル在中の看護師さんに
チェックアウトの日を
保健所に確認できたことを伝えた。
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途端に元気が湧いてきた。

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ソワソワして、そうでもしないと、
落ち着かなかったのだ。

1月某日（ホテル療養7日目）
熱なし！

朝、保健所から電話があった。

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でも、残念なこともあった。
その日の昼食。

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こんなことなら、
もっと味わっておけばよかった。

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最後に泡風呂にも入った。

ホテル側から
チェックアウトの時間は
15:30 だと連絡がきた。

その時、説明された
部屋を出るときに注意点。

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忘れ物をしても、
取りにくることはできない、
ホテルは連絡せず処分するそうだ。

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チェックアウトの準備をしてから

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今回の隔離生活中、
たくさんの人の優しさに支えられた。

でも、書いた後にふっと思う。

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手紙はバッグにしまうことにした。

15:30　チェックアウト。

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ガラス越しに挨拶をして
私は6日ぶりにホテルの外に出た。

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何気ない日常がこんなに
輝いて見えるなんて！

でも、そんな晴れやかな気持ちも
徐々に不安に変わっていった。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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ホテルをチェックアウトする前にUちゃんから画像付きのLINEがきて、「こんな手紙を書いたけど、持ち帰ることにした」と。「せっかく書いたのに！Uちゃんの家、 FAXないの？　海外では日本人はいまだに FAX使ってるってバカにされるけど、こんな時こそ FAXだよ」Uちゃんは家に帰って、埃だらけの FAXを何年振りかに起動させ（幸い動いた）ホテルに手紙を送ったそう。Uちゃんの許可をもらってここに載せます。
ka-tanletter

Uちゃんのホテルでの療養生活は、今回で終わりなのですが、次回は、自分が陽性者になって感じたこと、隔離後の体調、生活などについても書いてくれているので、そちらを紹介したいと思います。