からのつづき


久々に外の世界に出られて、
ワクワクしたものの


img20210215_22323751


そんなことが頭をよぎる。

自分が陽性者になって

img20210215_22323757

そのことばかり気になった。

裏を返せば、自分が陽性者になる前

陽性者や濃厚接触者の人に対して
偏見があったからだ。

今回、自分が陽性者になって
何が一番辛かったと言えば、

img20210215_22353697

私は1人の時間が好きだから
ホテル療養も大丈夫と思っていたが

やはり自分がコロナに感染したことを
知られたくないという思いが
余計自分を孤立させた。

img20210215_22353700

そんなときは
ホテルの窓から外を眺めた。

img20210215_22353702

でも、すぐに不安になる。


もしこのホテルが
療養ホテルと知ってる人がこっち見て

img20210215_22353695

そう思われたら嫌だと

img20210215_22353704

たぶん
私の考えすぎなのかもしれないけど

こうして、さらに孤独になる。

日本は、陽性者も濃厚接触者も

隔離期間を終えて復帰する時、
PCR検査をする義務はない。

もし受けるなら、
自費で民間の検査センターで受けることになる。

陽性者は感染威力がなくなった後も
1ヶ月くらいはPCR検査をすると
陽性反応が出るらしいく、
そうなると、
いつまでたっても復帰できないため
検査しないとのことだ。

その代わり、保健所で
『就業制限解除確認結果報告書』
というものを発行してくれる。
もし職場で何か言われた時のために
私は発行してもらった。
その日にもらえないこともあるので、
余裕を持っての申請が必要だ。

家に帰ると、

img20210215_22353692

夫は、リモートワークしながら
娘の面倒も見ていたからか
少しやつれたように見えた。

普段は私の話なんて聞かないのに

img20210215_22353707

嬉しそうに聞いていた。

娘も息子も部屋から出てきて

img20210215_22353709

おかえりって言葉が
こんなに嬉しく思えたのは初めてだった。

今の私は、会社にも復帰している。
職場の人たちの反応を心配してたが、
特に変わった様子もなく
(気を使ってくれているのかもしれないけど)

でも、まだ私の中では、
周りの目が気になってしまう。

娘とは、コロナ感染した同士、
陽性者あるある話ができるのが救いだ。

img20210215_22372911

ちなみに私と娘は、
味覚障害がきて、
追って嗅覚障害がやってきた。

img20210215_23140292

最初は、美味しそうないい香りと
思っていたけど・・・

img20210215_22372916

でも、今、その匂いも
徐々に薄らいできている。

今回、陽性者になって
改めて思ったことは
img20210215_22372918

特に夫には心から感謝してる。
ホテルで安心して療養できたのも
夫の存在が大きかった。

私の話はこれで終わりです。

【カータンの読者の方へ】


この度は、私の体験談をお読みいただき、沢山のコメントをお寄せくださいまして、ありがとうございました。少しでも参考になればという思いでカータンにお願いしたのですが、私の方が、励ましていただき、気持ちが明るくなりました。
また、私の他にも色々な体験をしていらっしゃる方のお話を伺う事ができ、大変勉強になりました。
娘はすっかり症状もなくなり、私は嗅覚障害が少しあるものの、共に元気で、それぞれ学校、職場に復帰しております。
濃厚接触者だった主人と息子も、自主的に受けたPCR検査結果が陰性でしたので、家族全員、以前の生活に復帰する事ができました。
未知のコロナではございますが、このように人と人の繋がりは、いつ何時でも1番大切という事を改めて再確認いたしました。特に夫婦間は色々ありますが、最終的には家族ですので、お互い認めて尊重し合えれば最強のパートナーで、どんな状況になっても怖くないと思えました。
どうぞ、皆様もお身体には気をつけて。万が一コロナに感染、濃厚接触者になっても、しっかり対応してくれる日本ですので、落ち込まず、良くなる事に専念していただけたらと思います。ありがとうございました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





□■□■□■□■□□■□■□■□■□
 Uちゃんから「誰かの参考になるかもしれないから、もしよかったら私の体験談をブログに書いて」と言われた時、私はちょっと迷った。というのは、せっかくUちゃんが勇気を持っていろいろ書いてくれたのに、もし辛辣なコメントが入って、Uちゃんが傷つくことになったら申し訳ないと思ったのだ。Uちゃんにそのことを確認すると、「私は何を言われても気にしないよ」と言ってくれた。そう言われても、やっぱり気になってビクビクしてた。でも、蓋を開けてみれば、Uちゃんも書いていたように、温かいコメントがいっぱいだった。私からもありがとうございましたと言いたいです。そして、毎日、ブログアップする前に、間違いがないか下書きを確認してくれたUちゃんにありがとう。体力が落ちたと言っていたけど、早く元のアクティブな生活に戻れますように。