からのつづき

父に薬を届け、
もうしばらく様子をみることになった。

その間にも
父からの電話はつづき・・・
1日1回が、2回となり

やがて、夜中にも電話が
かかってくるようになった。

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せん妄も見られるが、
泣きの電話が増えていった。

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30分ほど電話で話すと父は落ち着く
その繰り返しだった。

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すると、施設のKさんが話してくれた。

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同じ時期、ケアマネのTさんも
同じことを言って励ましてくれた。


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3ヶ月かぁ・・・。

しかし、1日2度におよぶ、
父からの泣きの電話に
姉は日に日に追いつめられていった。

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そして、ついに・・・

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いつも頼りになる姉が壊れ始めた。

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そう言ってくれていた姉だったが、
このままでは鬱になってしまう。

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そして、私は電話係を引き継いだ。

姉の言ってた通り、
電話に出れば、父は泣きながら
帰りたいと訴えた。

はじめは、寄り添い、励まし、
なだめていたのだが、
連日に及ぶ、父の泣き言に
私のメンタルもやられそうになる。

今日も父の泣き言が始まった。

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一か八かの下手嫌味作戦に
乗り出してみようかと思った。

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父は黙った。そして・・・

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これで電話はおさまるかと思ったが
翌日から父は、
レストラン巡りのせん妄ワールドを
展開していくのだった。



 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







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受話器の向こうで30分泣かれるのは、さすがにメンタルに堪えた。そんな時は、姉と愚痴りまくってた。「家族4人で暮らしたいって、娘たち独立して四半世紀だよね」「それに家族4人で暮らして時は、家庭かえりみないで飲み歩いてたじゃんね」愚痴ってないとマイナスの気に飲み込まれそうだった。