のつづき

あれは去年のクリスマスイブ。
馴染みのお鮨屋さんを予約していた。

ところが、次女は先約があった。

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食いしん坊の次女は、
1時間ほど遅れてやってきた。

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そして、食事が終わり、
店の外に出ると・・・

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そう言って、夫と次女と別れ、
長女と私は、駅の薬局に寄って帰ることに。

駅を抜けたところで、長女が言った。

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見ると、男性2人が立ってた。
確かにテレビ東京と書いてある。

でも、私興味あるのは、
家、ついて行ってイイですか？よ。

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聖なる夜、
のどかな国分寺の街に
私の絶叫が響き渡った！

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番組ファンの私は、
その先のセリフを聞かなくても、わかってる！

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そして、すぐに夫に電話。

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電話の向こうから夫の興奮した声が聞こえてくる！

カメラが回り始めた。

拾われないような声で私は言った。

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次回につづく







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このようにして、『家、ついて行ってイイですか？』のスタッフを引き連れ、家へ向かった。
途中、興奮が抑えきれず、姉とお鮨屋さんの大将とおとなのTVナビの担当者さんに電話した。でも、こんな事になるなら、冷蔵庫に高級な食材をたくさん入れ、家もキレイにしておくんだった！という後悔で胸がいっぱいだった。