火曜日から昨日まで韓国に行っていた。今回は観光や買い物が目的ではなく(いや、多少したけど)主な目的は長女の引っ越しの手伝いだ。というのは、7月から長女が韓国の会社で働くことになったのだ。

長女は大学では英語英文科にいて、私の記憶が正しければ、高校を卒業するまで英語が好きで得意だった。1D(※ワンダイレクション イギリスのボーイズグループ)が大好きで、大学入学時には、
在学中、彼らの母国イギリスかカナダに留学したい!と言っていた(はず)。

しかし、1Dが活動休止になり、次に興味を持ったのはK-POP。そこから長女の興味は一気に韓国へ向いた。大学時代に休学して、留学したのも韓国だった。1Dが活動休止していなかったら、長女は英語好きのまま、イギリスに留学していたかもしれない。(長女の語学の原動力はミーハー心?)

そんな長女は、周りが就活をする時期になっても一向に動かなかった。私は、何がなんでも新卒で就職しろ!とは思っていなかったけど、でも、やっぱり親としてはどうするつもりなのかは気になった。

そこで「就活はどうなっているのか?」と探りを入れると、返ってきた返事は「私、韓国で就職したいの!」と。韓国が好きなのはわかるけど、とりあえず、日本で就職して、休みの時、韓国に遊びに行くってこともできるんじゃない?

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それを言われたら、反対する理由なんてないわけで…。そうよ、私だって台湾に住んでいた中学3年生の時、高校は姉も通う現地のアメリカンスクールを勧めた親を振り切って、単身日本に帰国したんだから…。

英語で苦労するたびに、「あの時、親が強引にアメリカンスクールに行けと言ってくれたら…」と思うことはあったけど、選択したのは私自身。結果どうであれ、自分で決めたことであれば、納得するしかないのだ。

さて、そんなわけで韓国で就職することが決まった長女だが、長女が日本を離れる日が近づいてくると、やっぱり…ちょっと…いや、相当寂しい。私って、こんなに子離れできない母親だったか?と自分でも驚いたわ。そんな時は、親のことを思い出した。

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15歳の私は、ただただ日本での新生活を思い、ワクワクしていたけど、今、親になって、あの時の両親の気持ちがよくわかる。

そして、次女の家庭教師の先生(北海道出身の大学生)が家に来るたび、勝手に先生の親の気持ちを想像して、うるうるした。

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そうよ、長女は10代でもない、もう立派な大人。 せいせいするわ!くらいの気持ちで送り出さなきゃ!←頭ではわかっちゃいるけど、心で泣く母
 
そして、最後の過保護として、長女の引っ越しを手伝いに韓国に行こうと決めた。それを聞いた夫は

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そう言ったけど

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辛そうな素振りを見せながらも、内心、行きたくて仕方がなかった。どんなところで生活するのか見てみたかったし、見ておいたほうがこれから頭でイメージしやすい。
それに韓国料理も食べたいし!←やっぱりそこか? 

というわけで、引っ越し、観光、そして、別れ、怒涛の4泊5日を書いていこうと思います。



15歳の私が台湾を離れた時の記事





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滞在中は「まぁこの距離なら何かあってもすぐに行き来できるからねー」とお互い笑顔で過ごしたものの、昨日、空港で別れる時、2人で涙なみだだったわ。今日は、あの部屋で今頃何してるんだろうと頭に思い浮かべながら過ごしていた。