ホームステイしていた時の日記を読んでいたら
アメリカ人っぽいエピソードが書いてあったので、
今回は当時の文にイラストと
ツッコミ(※)を入れながら書いてみようと思う。


1989年9月2日(土)

9時に起きて、リビングに行くと、ジョー・キャロルが朝食の支度をしていた。いつもは5時半に起き、7時には仕事に出かける彼女だが、今日は休みなのだ。

朝食は
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今日は、フリーマーケットに行くのだ。ジョー・キャロルが「日本にもフリーマーケットはある?」と聞いたので「もちろん、4、5年前くらいから始まったけど」
そう言うと、「アメリカは昔からあるわよ」と笑っていた。
(※今読むと「フリマなんてもっと前からあるだろ?」と思い調べたら、代々木公園のフリーマーケットが始まったのが1981年というから、私も間違ったこと言ってなかった)

車で空港近くのフリーマーケット会場に着く。
そこには倉庫のような巨大な建物が2つ建っていた。

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武道館よりはるかに大きい。(※この時代、大きいことの例えは武道館が決まり?)
そこには、店、店、店!何千という店、店、店!
私が「すごい!すごい!」としきりに言っていたら、ジョー・キャロルが聞いてきた。
「すごいってどんな意味なの?」だから、教えてあげた。「すごい is great!」

これもいい! あれもいい!と目がキョロキョロと動く。
そこにあった心に残ったものを紹介。

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(※Mickey スペルミス、awfully 使い方間、違ってないか?
この時は、なんでも英語を使いたがってたようだ)


いろんな店を回っていると、やたらとヴィトンやグッチを持った人たちを見かけた。日本人はブランドものが大好きで、何から何までブランドもので固めていていると冷ややかな目で見られがち。でも、『えーアメリカもブランドブームなのか?』と内心思っていたら!

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最後のレーンでその理由がわかった。
そこにニセ物のヴィトンやグッチを売ってる店があったのだ。そこはすごい人だかりができていた。(※今ならニセ物を堂々と売るなんて大問題)

ジョー・キャロルもすかさず、その輪の中に入っていき、
次々とバッグを手に取り、悩み始めた。

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そのうち、そこにいる人が、私のバッグを指差し、

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私のこのバッグは一応ホンモノで、去年、台湾に遊びに行った際に、宗さん(※父の台湾の友達)からクリスマスプレゼントに買ってもらったものだ。

ジョー・キャロルが言った。

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すると、それを聞いた人たちがドッと私の周りに集まってきた。そして、そこにあるニセ物と私のバッグを比べ、どこが違うか調べ始めたのだ。

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どこの国でも、女性はブランドものが好き? 
若い人も年寄りもバッグに集まり、売れていたのなんのって!

ジョー・キャロルは、グッチのバッグと化粧ポーチと時計を買っていた。

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そりゃ大喜びだ!

帰りの車の中でも、興奮して、何度もバッグ、化粧ポーチ、時計を眺め、叫んでいた。

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一度、ハイウェイの路肩にぶつかりそうになったくらいだ。運転どころじゃない、バッグとポーチと時計のことしか頭にないようだった。

ところが、次の日、
ジョー・キャロルのグッチの時計は全く動かなくなった。
そして、裏の蓋を取ると、

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そう書いてあった。

フリーマーケットの写真

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すごい荷物を持ってるから、
いろいろ買ったんだと思う。

でも、今でも大切にしているのは
この黒猫のブローチだけ。

ジョー・キャロルは「ハロウィンの猫」だと言った。
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モールでできた簡単なものなんだけど、
かわいくて、大切にとってある。
(大切に扱わないと、脱毛がすごい)

裏には値段がついたままだった。
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14ドル。当時の1ドル138円くらいと考えると
1900円くらい?
安いのか高いのか?
でも、今でも大切なものなのだから、
いい買い物だったと思う。


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フリーマーケットが代々木公園で始まったのが、1981年って、びっくり! つい最近じゃない?(←え?)でも、当時の日記に「日本にもハロウィンがあったらいいのに!でも、もう子供じゃないから参加できないか…」なんて記述もあって、「おいおい、今じゃ日本のハロウィンは、大人たちが盛り上がってるよ!」と突っ込んでみたり。ここ数年で(いや数年じゃないって!)日本も変わったんだなぁとつくづく思う。