夏季休暇中のため、
ケンタッキーの日記を載せることにします。

1989年にケンタッキーに
ホームステイしていた時の日記より。
当時日記に描いていた下手な絵に
現在の下手な絵を付け加えております。
は日付が変わった印。

※は今の私の説明&ツッコミ。

ケンタッキーの過去記事は↓
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どうも風邪を引いたらしい。
体がだるく、熱っぽい。
生理にもなった。
スペシャル最悪だ。だるいよォ〜。

ショーンは大学。
私は1日寝ることにした。
もったいない。

早く体調を良くしないと、
このままじゃ、
マンモスケイブにもキングスアイランドにも
行けなくなってしまう。

生理はいいよ。
だけど、風邪はね。

鼻が詰まって、
せっかく英語も上手くなってきたのにさ、
この鼻声じゃRとLも上手く言えないじゃないか! 

でも、寝ることにしよう。
仕事から帰ってきたジョー・キャロルも
重い頭痛で、2人で無口で夕飯を作った。
(※告別式に行って、競馬に行って、ハードなスケジュールが祟ったようだ)


起きたら、10時半。
風邪でとてもだるかった。

シャワーを浴びて、
友達とかお(※姉)に手紙を書く。
だるくてペンを持ってもヘナヘナ。
それでも、便箋が厚くなるまで書く。

2時半。
ショーンが
「チョコファッジを作りたいか?」
と半ば強引にファッジの箱を目の前に突きつけてきたのだ。
「うん、作りたい、作りたい」
と作ることにした。

オーブンから出す時、
あまりの熱さに落としそうになると、
ショーンが変わってくれた。

そして、彼が唯一覚えた日本語で

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そう連発したのがおかしかった。

そのとき、ジョー・キャロルから電話があり

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ジョー・キャロルは依然頭痛が治らず、
私は風邪という最悪のコンディション。
でも、時間がないのだ。
滞在中のスケジュールはびっしりだ。

シアターは、以前ジョー・キャロルが15年間勤めていたホテルの横。

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ビュッフェ式のディナーを食べ終わる頃、劇は始まった。

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演目は「Born Yesterday」。
金持ちだが、悪い仕事をしている男とその女。
女はとても頭が弱く、
外見だけでその男に養われている。
そこに取材に来た記者が、
その女に本を読むこと、勉強をすることを教える。

その女は日に日に多くのことを学び、
字が読めるようになり、
その主人がどんな悪い仕事をしているかわかり、
主人を嫌うようになる。

最後は、その女は記者と結婚するという話。
コメディタッチの劇だった。

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ウエイターやウエイトレスは、芝居に出る役者。
私たちのテーブルには、
ビルといういかにもコメディにぴったりの太った人で、
日本でいうところのウガンダ(※ウガンダ・トラさんのこと)タイプの役者だった。

ビルは、これが初めての舞台だから

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そんなことをおどけて言った。

1幕と2幕の間に15分くらいの休憩があり、
その間にアメリカ人の大好きなデザートタイム。
アイスクリームやケーキを頼んだりする。

そのときも役者たちが、
ステージ衣装のままオーダーを取りに来る。
チップをいただくためでもある。

その時間、役者と
「あそこが良かった!」
「この衣装はどうなってるの?」
なんて会話を交わす。

舞台の世界と客席の境界がなくなるような…
こうい雰囲気いいなぁ。すごく好き。

ステージを見て、
役者になりたいなんてことは
まったく思わなかったけど、
こんな風に人の心を動かせる人になりたいと、
すごく思った。

自分が生きた証のようなものを、
この世に少しでも残せたら、すごくステキだなと。
ビルを見ていて、私はそんな気持ちを
いつの間にか忘れかけていたように思った。
(※書くのも躊躇うような何様発言。でも、日記にそう書いてあるから正直に記す。ただ今、消えてなくなりたいくらい恥ずかしい)

周りのみんなが超巨大アイスを頼んでいて、
それを見たジョー・キャロルが言った。

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私…怖いわ。
だって、私はそれを見て、
『私もあのアイス食べたいけど、どうやって頼むんだろう』
と考えている時だったから。
もう、私、胃がアメリカンしてる。

そう言ったら、

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ジョー・キャロルはそう言ったけど、
私は日に日に体重が増えているんだよ。

ジーンズだって、太ももがピチピチだし、
ウエストのボタンなんてはち切れそう。

あなたが気づかないだけだよ。
体型も見事にアメリカンになりつつあるよ。

ショーンが描いた私の絵
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パンフレットがアルバムに貼ってあった。
中はメニューも書いてあった。
近年のバカ高いメニューばかり見ているから、めちゃ安く感じる。

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今、日記を読み返すと、ジョー・キャロルは仕事で忙しい中、本当にいろいろな場所へ連れて行ってくれたのだと改めて思う。たった1ヶ月余りのホームステイだったのに、私の人生に残る思い出をたくさん作ってくれた。本当に感謝している。