ホームステイしていた時の日記から⑫株価のように体重を聞く男
夏季休暇中のため、
ケンタッキーの日記を載せることにします。
1989年にケンタッキーに
ホームステイしていた時の日記より。
当時日記に描いていた下手な絵に
現在の下手な絵を付け加えております。
は日付が変わった印。
※は今の私の説明&ツッコミ。
ケンタッキーの過去記事は↓


アメリカンガイに相手にされない私だが、
どういうわけかアメリカンウィルスにはモテモテ。
鼻水ジョロジョロ、頭クラクラ、
一向に風邪が良くならないで困っている。
日本にいる時は、あんなに元気で、
風邪なんか何年も引かないのに、
なんでこんなときに!
今朝、
ショーンが大学に行く支度をしているとき、

なのに、ショーンは露骨に
『おめえはいつもそうやってゴロゴロしてるな』
という目で私を見た。
病人を見る目じゃない、
明らかに怠け者を見る目だった。
そして、私をガレージに連れて行き

どれがいいかと言われたってねぇ〜
適当に「これ!」と一番キレイで新しい自転車を指さすと、
ショーンはその自転車を下して

一応、乗ってみようとした。
みようとしたが、どう頑張っても足が届かない。
そこで、一番小さい自転車を選び直した。
それは、ショーンが6歳から10歳まで乗っていた自転車だという。

郵便局からこの家は、
車なら10分ほどの距離だ。
だけど、自転車で行くとなると相当距離がある。
体調が悪い私に、自転車で行けと?
ショーンが大学に行ったあと、
しばらく考えたが、行くことにした。
坂を下り、坂を登り…
途中、何度も
『どうして自転車で来ようと思ってしまったんだろう』
と後悔する。
そのときだ。
頭に高校生のときに観た
『フラッシュダンス』という映画に、
こんなシーンがあったことを思い出す。
ジェニファー・ビールス演じる主人公の女の子は、
スターになることを夢見て、
昼は工場で肉体労働、夜はダンスバーで働いている。
お金がないから移動は自転車だ。
そう、私はまさにあの女の子だ!
昼夜の仕事で体はボロボロ。
だけど、夢を捨てきれず、
瞳を輝かせて自転車で走るあの主人公だ。
監督の声がした。

頭の中に、「What a feeling」の前奏が流れ始めた。
私はペダルを踏む。
風をきって自転車を漕ぐ。
ジェニファーの私、がんばれ!

そしたら、あっという間に郵便局に着いた。
だけど、呼吸が苦しい。
監督兼主演女優に必死で気づかなったが、
両鼻が鼻水で完全に塞がり、酸欠状態になっていた。
ポストカード3枚と手紙を5通だし、
帰りはジェニファー・ビールスになる気力もなく
”忍耐” ”根性”の大和魂で帰ってきた。
家に着くと、ソファーで死んだように眠る。
30分くらい寝て、
起きてからチョコファッジを食べていると、
ちょうどそのとき、大学からショーンが帰ってきた。

ショーンは毎日、
株価チェックのように体重を聞いてくる。
そして、私がアメリカに来てから太ったと言う。
”You're mean!”(いじわる!)
と言ったら
”I’m not mean.I save you!(
意地悪じゃない!救ってやってるんだ!)
と言う。

そして、すごいスピードの英語で話してきた。

私が「YES」と答えると
「行くぞ!」と。
なぜか自転車で郵便局近くにある
彼のおじいちゃんおばあちゃんの家まで行く羽目になった。

どうやらショーンは
「おじいちゃんの家まで今から一緒に自転車で行くか?」
と聞いていたようだ…。
本日の教訓:英語の知ったかぶりは危険だ!
ケンタッキーの日記を載せることにします。
1989年にケンタッキーに
ホームステイしていた時の日記より。
当時日記に描いていた下手な絵に
現在の下手な絵を付け加えております。
※は今の私の説明&ツッコミ。
ケンタッキーの過去記事は↓

アメリカンガイに相手にされない私だが、
どういうわけかアメリカンウィルスにはモテモテ。
鼻水ジョロジョロ、頭クラクラ、
一向に風邪が良くならないで困っている。
日本にいる時は、あんなに元気で、
風邪なんか何年も引かないのに、
なんでこんなときに!
今朝、
ショーンが大学に行く支度をしているとき、

なのに、ショーンは露骨に
『おめえはいつもそうやってゴロゴロしてるな』
という目で私を見た。
病人を見る目じゃない、
明らかに怠け者を見る目だった。
そして、私をガレージに連れて行き

どれがいいかと言われたってねぇ〜
適当に「これ!」と一番キレイで新しい自転車を指さすと、
ショーンはその自転車を下して

一応、乗ってみようとした。
みようとしたが、どう頑張っても足が届かない。
そこで、一番小さい自転車を選び直した。
それは、ショーンが6歳から10歳まで乗っていた自転車だという。

郵便局からこの家は、
車なら10分ほどの距離だ。
だけど、自転車で行くとなると相当距離がある。
体調が悪い私に、自転車で行けと?
ショーンが大学に行ったあと、
しばらく考えたが、行くことにした。
坂を下り、坂を登り…
途中、何度も
『どうして自転車で来ようと思ってしまったんだろう』
と後悔する。
そのときだ。
頭に高校生のときに観た
『フラッシュダンス』という映画に、
こんなシーンがあったことを思い出す。
ジェニファー・ビールス演じる主人公の女の子は、
スターになることを夢見て、
昼は工場で肉体労働、夜はダンスバーで働いている。
お金がないから移動は自転車だ。
そう、私はまさにあの女の子だ!
昼夜の仕事で体はボロボロ。
だけど、夢を捨てきれず、
瞳を輝かせて自転車で走るあの主人公だ。
監督の声がした。

頭の中に、「What a feeling」の前奏が流れ始めた。
私はペダルを踏む。
風をきって自転車を漕ぐ。
ジェニファーの私、がんばれ!

そしたら、あっという間に郵便局に着いた。
だけど、呼吸が苦しい。
監督兼主演女優に必死で気づかなったが、
両鼻が鼻水で完全に塞がり、酸欠状態になっていた。
ポストカード3枚と手紙を5通だし、
帰りはジェニファー・ビールスになる気力もなく
”忍耐” ”根性”の大和魂で帰ってきた。
家に着くと、ソファーで死んだように眠る。
30分くらい寝て、
起きてからチョコファッジを食べていると、
ちょうどそのとき、大学からショーンが帰ってきた。

ショーンは毎日、
株価チェックのように体重を聞いてくる。
そして、私がアメリカに来てから太ったと言う。
”You're mean!”(いじわる!)
と言ったら
”I’m not mean.I save you!(
意地悪じゃない!救ってやってるんだ!)
と言う。

そして、すごいスピードの英語で話してきた。

私が「YES」と答えると
「行くぞ!」と。
なぜか自転車で郵便局近くにある
彼のおじいちゃんおばあちゃんの家まで行く羽目になった。

どうやらショーンは
「おじいちゃんの家まで今から一緒に自転車で行くか?」
と聞いていたようだ…。
本日の教訓:英語の知ったかぶりは危険だ!
□■□■□■□□■□■□■□■
私はケンタッキーに行った当時、いろんな人に「スキーニーガール」と呼ばれていた。しかし、この頃になると、すっかりアメリカの食事の量に順応し、順調に成長していた。ショーンにこれだけ厳しく管理されていたのに、成田空港に迎えに来た姉の第一声は「How fat!(なんて太ったの!)」だった。ショーンの努力は、見事に実らなかったようだ。

コメント
コメント一覧 (9)
いつも楽しく読ませていただいてます。
私は1989年にカナダで生活してました。
カータンと同じく食生活がすぐ順応して、自分では気付かないうちに体重が増えていきました。
2ヶ月後、祖母が遊びに来たのですが一言目が「肥えたね〜!」
普段人が不快に思う事は言わなかった祖母ですが、よほど衝撃を受けたのでしょう。
そんな事を思い出しました(笑)
カータン
が
しました
カータン
が
しました
このシリーズ、腹筋使いますね、可笑しくて〜😆
次、はよー
カータン
が
しました
海外では太っているほうがグラマーで人気らしいですね。。。というか日本人男性もぽっちゃりが好きな人多いですが。
でも日本人女性は細身に憧れますね、不思議!
カータン
が
しました
カータンのイラスト、自転車での疾走感がつたわ
ます。絵が上手✨
辛い時に「フラッシュダンス」を思い出し、ヒロインをイメージするあたり、流石カータン。
苦労して出したエアメールは、受け取られた方は、喜ばれたことでしょう。
先日、娘からエアメールが届きました。旅行先から既に帰国してましたが、嬉しかったです😊
この先、どんな物語があるのでしょう。
楽しみです😊
カータン
が
しました
カータン
が
しました
カータン
が
しました
もう最高!!
カータンの片方の肩がズレたレオタード姿のイラスト可笑しい
ホームステイ記、夢中で読んでます。
カータン
が
しました
以前知り合いがワーホリで1年間カナダに行ってました。帰国後も外見はあまり変わらず。彼女は日本人の20代女性としてはかなりのぽっちゃりさんだったのです。「これくらい普通」と北米の基準が身に染み付いて、コンプレックスだった体型を気にしなくなりすごーく明るくなりました。鬼コーチ・ショーンが監視の目を光らせてても、お姉様が驚くほど、カータンは1ヶ月で増量したのですね。食生活は大事。
カータン
が
しました