台湾旅2026⑧阿里山から奮起湖、嘉義へ!ドラムと過ごした長い1日
からのつづき
嘉義行きのツアーの運転手さんが
私たちに近づくと、
スマホを差し出した。
スマホから聞こえてくる日本語の音声。
以後、私たちは彼を
「ドラム」と呼ぶことにした。
ドラムは言った。
ドラムの車には、
私たちの他に台湾のご夫婦が1組。
計5人で奮起湖へ向かった。
奮起湖は、
阿里山鉄道の中継地点にある町。
九份のような昔ながらの街並みと
「奮起湖弁当」で有名な場所だ。
ずいぶん前のことになるが
Tさんとの約束を果たすためにも
奮起湖で私は
お弁当箱を手に入れなければ!
奮起湖に近づいてくると
斜面いっぱいに茶畑が広がってきた。
阿里山の高山茶は、
甘みがあって本当に美味しい。
霧や雲に包まれる高地の気候と
昼夜の寒暖差が、
美味しいお茶を育てるそうだ。
そして、奮起湖に到着。
ドラムが言った。
1時間あれば、
お弁当箱も買えるだろう!
目指せ、奮起湖大飯店!
こちらのお弁当が有名。
昔は、
食堂で食べた後のお弁当箱を
そのまま持ち帰れたらしいが、
今は返却しないといけない。
素材によって値段が違い、
ステンレスなら約2000円、
チタンだと約8000円!
ここからは奮起湖観光。
老街へ。
九份っぽい雰囲気で
歩いているだけでも楽しい。
しばらく歩くと、
どこからか甘〜いいい香り。
その先には長い行列ができていた。
列の先を見に行くと――
お菓子を焼いていた。
いい匂い!
そのまま並ぶことにした。
ところが、
焼き上がる数より
買われていく数の方が多いようで、
列がなかなか進まない。
そして、ようやく我々の番。
3つ買った。
甘さ控えめで
とても美味しかった。
もー!
もっと買えばよかったわ!
時間が少し余ったので
ドラムが教えてくれた
鉄道博物館にも行った。
かつて阿里山鉄道で使われていた
機関車などが展示されている。
そして、ドラムの車へ戻ると、
さっきまで一緒だった
台湾のご夫婦がいない。
なるほど。
ここからは
夫と私、ドラムの3人旅。
途中、
牛埔仔草原に立ち寄った。
勝手に牛のいる牧場かと思ったら、
アートなオブジェが並ぶ公園だった。
映えスポットに
あまり興味のないシニア夫婦。
自由時間を大幅に持て余し、
早々に車へ戻った。
するとドラム、
次こそは!と思ったのか、
そのとき私、
どうしても気になっていたことを
ドラムのスマホに向かって聞いてみた。
嘉義まで来たなら見てみたかったのだ。
もし高鉄の駅から近ければ、
解散後にちょっと寄れないかと
思っていた。
すると――
えーーーー!
なんて優しいの、ドラム!
そして本当に、
KANOの銅像があるロータリーを
ゆっくり1周してくれた。
なんと!
見られただけでも嬉しいのに、
戻ってきたばかりだったなんて!
2度嬉しい!
そして、檜意森活村へ。
日本統治時代の木造宿舎(約30棟)を
リノベーションした観光スポットだ。
日本家屋がずらりと並ぶ中、
台湾の修学旅行生らしき学生たちも
たくさん訪れていた。
そして台鉄の嘉義駅で
台湾のご夫婦と再び合流。
一路、高鉄嘉義駅へ。
予約していた時間より
少し早く到着できたので、
窓口で早い列車に
変更してもらうことにした。
シニア夫婦、
早く帰れるなら
どこでもいいさ!
台北へ向かう高鉄の窓から見えた
夕日がキレイだった。
あの太陽は、
今朝、阿里山で
私たちが見た太陽なんだ――。
そう思うと、
なんだか不思議な気持ちになった。
だって今日1日、
あまりにもたくさんのことがあって、
ご来光を見たのが
もう遠い思い出のように
感じたから。
台北駅に着くと、
急いで向かったのは
駅からすぐの
正豪季水餃専売店。
エビ餃子の人気店だ。
お目当てはもちろん、
エビ餃子。
メニューは少ない。

ところが、閉店1時間前だったため
麺は品切れ!
いいわ、もともと
エビ餃子を食べに来たんだから!
2人で散々迷った末、
エビ水餃子20個を2皿と酸辣湯を頼んだ。
すぐにエビ餃子が運ばれてきた。
エビがプリプリ!
美味しいーーー!
しかし、20個は…
我ながらよく食べたと思う。
でも、こんなに食べて、
日本円で2000円ちょい。
久々に台湾で安いと感じた。
長い1日だった……。
朝3時に起きて、
阿里山でご来光を見て、
水山巨木を見て、
奮起湖に寄って、
KANOの銅像を見て、
嘉義から台北へ。
そして最後は
エビ餃子1人20個!
20時、ホテルに戻ると
夫はすぐにソファにゴロリ。
疲れたときに向かうと行ったら…
ここしかないでしょ?
足だけのつもりだったけど……
4日分の疲れを取るため
全身90分コースに変更したわ。
□■□■□■□□■□■□■□■
長い1日だった。 朝、阿里山でご来光を見たことが、ずっと前のことのように感じるくらい。 この日もよく歩き、よく食べ、最後はマッサージで体をほぐして。 もうクタクタ。早くベッドに入りたい。 ーのはずなのに、明日はもう日本に帰ると思うと、寝てしまうのがもったいない。 旅の最後の夜って、いつもそんな気持ちになる。






































コメント
コメント一覧 (17)
カータン
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カータン
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好奇心、行動力、すごい👏👏👏
同じ年の女の古だけど、本当に憧れる😍
カータン
が
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本当に楽しいです。
いつか私も行ってみたい。必ず行きます!
カータン
が
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カータン
が
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カータン
が
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台北へ向かう高鉄の窓から見た夕日が「朝見たあの同じ太陽」に感動してしまいました。
当たり前なのに。地球上で何十億年もの間、繰り返されてることなのに。
自宅にいたって同じことなのに。こういう当たり前のことに気づくのも旅の醍醐味でしょうか。
山の冷気から街のざわめきまで、ご一緒に味わった気分です。ありがとうございました。
カータン
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カータン
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カータン
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密度の濃い1日でしたね。
全行程を無事に終えられたのは、カータンの
情報収集力と綿密な準備の賜物ですね。
ご主人が同行されたのが、心強かったですね。
お父さん、お姉さんとの台湾旅行、大好きな家族との思い出の地を巡る旅、素敵ですね✨
知らない台湾を一緒に旅した気分でした。
カータンありがとうございます。
楽しかったです♥️
カータン
が
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台湾語勉強しようかな…(過去1ヶ月で挫折)
カータン
が
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お弁当箱持ってます
数年前に新宿の京王百貨店で恒例の
駅弁大会で台鉄のブースがあり購入しました
言葉が話せなくても便利な時代ですね~
ハードですが有意義な1日でしたね
お疲れが出ませんように!
カータン
が
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カータン
が
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日の出から日の入りまで美しかったですね。沢山の学びと感動がありました。ありがとうございました!
カータン
が
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そして、ご来光だった太陽が沈む時、私たちのいつもの日常も何気なく過ぎて、1日の終わりを迎えていたのですよね。
ひとりひとり同じひとつの朝がめぐってくるのに、1日の濃さってこんな違うって、また擬似体験で感動しました!
カータン
が
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